シナリオを作るワークショップを昨年から何度かやっています
「糖尿病劇場」という糖尿病患者と医療者のすれ違いを演劇で行った後に
ディスカッションをするというプログラムを2年前に糖尿病学会で始めました
4人の医師が責任者なのですが,糖尿病の治療は医師だけでは上手くいかないので
早くから多くの医療職が患者に関わることが行われています
しかし,それでも上手くいくとは限らず,医療者は患者さんに良くなってほしいと思う気持ちが
空回りして,患者さんがもう病院に行きたくないということも起こりえます
そんな,糖尿病診療の1シーンを劇で行い,自分ならどうするのか
どうすればいいのか,会場と討議するというものです
これを学会でおこなったことで,話題となり,全国から「糖尿病劇場」をやってみたいと
いう依頼が来ました
そこで,シナリオをつくるワークショップを事前に行って,その後に
実際の「糖尿病劇場」を行うということを昨年から4回ほど行っています
だいたい5時間程度のワークショップでシナリオを作ります
いつもは,最初に「糖尿病劇場」DVDを見てもらい
コンセプトの説明をした後,アイディア出しをします
アイディア出しの際に,ホワイトボードにアイディアを書きだして
基本となるコンセプトを決め,シナリオにします
シナリオを作る過程が一番面白く,実は「糖尿病劇場」はシナリオ作りが
一番面白いと思います
0 件のコメント:
コメントを投稿