「行動変容のための面接レッスン」行動カウンセリングの実践
という本を読んでみました
著者の足達淑子先生は、行動理論関係の書籍も多く
すでに何冊か持っているのですが
学会の書店で見かけて、気になっていたので買ってみました
理由の1つは、薬剤師による患者支援の参考になればと思ってです
実は、患者支援を現場で行っている保健師・看護師・管理栄養士といった
職種の方々にとって、認知行動療法などの知識は
広く共有されているようなのです
しかし、残念ながら薬剤師に関心を持っている人はあまり多くないようなのです
自分のような薬局の薬剤師こそが知っておくべきだと思っています
内容もわかりやすく、明日からでも使えそうな感じです
何より、「今日からできる実践課題」というコーナーがあり
それが良くできています
例えば
「共感」について書かれたページだと
1.祖父母や両親から、改めて自分が生まれるまでの生活史を聞いてみる
2.映画やドラマを見ながら主人公の立場になってみる
3.感動したり、立腹したことを記録してみる
というような例が上っています
単に、知識を解説しているのではなく”今日からできる”(!)事例を
あげて、実践を促す点が素晴らしいと思います
「共感」力とつけるのに、自分の家族から聞き取るというのは
なるほどな~と納得するものがあります
親孝行にもなるし、共感力のトレーニングにもなりますからね(笑)
今週末、実家に帰ったら試してみようかな?
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